成光福祉会

成光学園の運営を続けるためご寄付をお願いします

令和5年6月2日追記: ご要望にお応えし、一回限りのご寄付に対応いたしました。 金額は1,000円からご指定いただけます。 もちろん、毎月の継続ご寄付もお選びいただけます。 児童養護施設 成光学園の運営を継続的に応援していただけるサポーターを募集しております。 当園では諸事情により本当のご家族と一緒に過ごせない子どもたちをお預かりして養育しております。 国や自治体からの運営費をいただいてはおりますが、建物の老朽化による修繕費がかさみ、厳しい運営が続いております。 子ども達の居場所をこれからも残し続けるために、皆さまからの温かいご支援をお待ちしております。

児童養護施設 成光学園とは

児童福祉法等の法整備以前(前身は昭和14年)から運営している歴史のある学園です。

当学園は、入所児童が明るく衛生的な生活環境のもとで、家庭に代わる場所として心身ともに健やかにして、将来社会人として立派に自立できるように育成することを目的としています。そして児童にとって“何処よりも心が安らぐ場所”でなければならないと「成光学園 運営・管理に関する規程」により定めています。

子どもたちには担当の保育士をつけて、必要な時に必要な手を差しのべる体制です。直接長い期間関わる職員たちのケアも同時に心がけ、臨床心理士等によるカウンセリングも行っています。

子どもたちが社会の規律を学びながら、のびのびと成長していけることを基本方針としています。

ご寄付のお願い

私ども成光学園は第二次世界大戦中から、市中に溢れる戦災孤児や浮浪児の保護、養育、善導に努めて参りました。現在その入所児のほとんどは養育されるべき保護者等からの虐待を受け、心に深い傷を負い、「暮らしたくない施設」での生活を続けています。こうした子ども達を、戦後から続く旧来の基準(雨露がしのげて最低限の衣食が足りる)で養育するには既に限界が来ているのです。

私ども成光学園は国の基準を上回る数の保育士、臨床心理士をはじめとする心理職員の雇用、また全国に先駆けて家庭支援専門相談員や個別対応職員を常勤雇用するなど、児童福祉の先駆者としての誇りと、改革者としての高い志を持って日々努力しております。しかし児童養護施設は、主に国から頂く措置費で運営されている都合上、近年の税制改革により、各種の補助金等も削減の一途にあります。

成光学園にはこれまで後援企業や法人等の経済基盤がなく、75人の子ども達が暮らす寮も荒れるに任せておりました。この度、国の認可を受け50人分の寮を改築することができる運びとなりましたが、自己負担分として用意しなければならない資金ですらギリギリの状況にあります。

そして、これからも残りの子ども達の暮らす寮の建てかえばかりでなく、地域小規模児童養護施設、グループホームや地域子育て支援事業など、まだまだ取り組まなければならない問題は数多く残されているのです。

児童養護施設は必要悪であり、社会の底辺がここにあるのは事実かも知れませんが、しかし現実に子ども達はここで生きているのです。言葉は汚くなりますが、この上少子化の尻ぬぐいまでさせられようという状況で、子ども達に明るい未来など約束できるのでしょうか。

創設者・矢部金義は戦前の蓄えを崩し、伝来の刀剣や骨董を金に換え、バラック暮らしで残飯を貰い、鉄くずを拾い、荒れ地を耕して戦後の子ども達の命を繋いで参りました。

その末弟である二代目園長の皖一は、金義の没後自らの会社を人手に渡し、その人脈から「万燈運動」と称するご寄附を頂くことで莫大な借金や訴訟を解決いたしました。

私には残念ながら財産も人脈もございません。

しかし幸い私には皆様にご寄附のお願いをし、下げる頭がございます。

児童養護施設は古くは「おもらい」などと蔑まれ、現在でも金の苦労を知らない大莫迦者と罵倒されることもございます。しかし、それでもなお、私は頭を下げてお願いいたします。

地域の皆様、ボランティアさん学生さん、学校や企業の方々、これまで私どもを支えてくださった方から、まったく縁のない方まで。これが適切かどうかは分かりませんが、皆様の善意におすがりし、何よりも今お金が必要であるという訴えをさせていただきます。

よろしければあなた様が召し上がる一日100円のコーヒー代を1ヶ月、子ども達のために頂けませんか。

1ヶ月で3千円のコーヒー代が1年で3万6千円、千人分集まれば3600万円のお金になり、子ども達の「生」に変わるのです。

善意のともしびはやがて万の光となり、闇を照らす大きな力となることを信じ、ここにご寄附のお願いをさせていただきます。

不躾ではございますが事情ご拝察の上、何卒ご協力の程よろしくお願いいたします。

児童養護施設 成光学園 園長 矢部 雅文

ご支援の使い道

児童養護施設 成光学園は、社会福祉法人 成光福祉会により設置・運営されております。

皆様からのご寄付につきましては、特にご指定のない場合は社会福祉法人 成光福祉会が受領させていただき、成光学園の運営のために使用させていただきます。

寄附金控除について
成光福祉会へのご寄付は、社会福祉法人への寄附金控除の対象となります。
(税額控除制度の対象ではありません)。

詳しくは国税庁のウェブサイトをご覧ください。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1150.htm

このページは寄付・ 会費決済サービス
コングラント」で作成されています。
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