がん集学的治療研究財団は、1980年に厚生省医政局(当時)所管の財団法人として発足し、2013年に「公益財団法人」へ移行され41年目を迎えました。主にがんの臨床試験を実施し、学会や論文で広く結果発表を行うと共に、助成事業や国のがん政策にも参画しました。
近年では、これまで作り上げた医療現場とのネットワーク等を利用し、医療機器開発の支援事業を開始しました。
がん集学的治療研究財団は、1980年に厚生省医政局(当時)所管の財団法人として発足し、2013年に「公益財団法人」へ移行され41年目を迎えました。主にがんの臨床試験を実施し、学会や論文で広く結果発表を行うと共に、助成事業や国のがん政策にも参画しました。
近年では、これまで作り上げた医療現場とのネットワーク等を利用し、医療機器開発の支援事業を開始しました。
「がん」の治療には、外科療法(手術)、化学療法(抗がん剤)、放射線療法、免疫療法等、様々な治療がありますが、いずれか1つをもってがんを十分に治療することは難しいとされております。そこで、これらの治療法を組み合わせて行うことで、より高い治療効果を得る努力がなされています。このように、二つ以上の治療方法を組み合せて行う治療を「集学的治療」と呼んでいます。
様々な治療法の中で(公財)がん集学的治療研究財団は患者さんの状態に合わせ、2004年より「働きながら出来るがん治療」を基本方針とし「患者に優しいがん治療法」の開発を目指し、日々活動しております。
また「患者にやさしいがん治療法」とは、がん患者さんにより質の高い生活(Quality of Life)を送って頂くために、より安全で安心できる効率的な治療法を示します。
がんに罹患すると、患者さんもご家族も様々な不安を抱かれます。
治療は苦しくないだろうか? 入院期間は? 仕事を続けながら治療は可能だろうか?
その心配や苦痛を少しでも減らしたい。
その思いで、体や日常生活への負担を軽くしながら、より高い治療効果を得る方法を、医療・メーカーと一体となり開発を続け40年が過ぎました。
私たちには、がんに取り組む年月で培った、 全国1,000を超える医療機関とのネットワークがあります。
そのネットワークと様々な臨床試験データを活用し、 今後さらなるがん治療への貢献を続けていきます。
患者さん、医療機関、医薬品メーカー、医療機器メーカーのプラットフォームとして、先進的な治療法の確立を目指しています。
医療機器開発、臨床試験の実施や研究への助成、蓄積された研究データの再解析により、新たに得られる情報の発信、意見交換・情報交流の場となる講演会やイベントの実施など、あらゆる方面から、より良いがん治療を推進する事業を行っています。
皆さまから寄せられた「想い」を、次のような事業で展開しています。
がんの治療法を主として、がんの臨床に関わる多施設共同臨床研究を自ら企画し、実施しています。
がんの集学的治療に関する研究を一般から募集し、審査の上、研究者へ助成を行っています。
臨床試験結果をデータベース化して医学研究に役立てようという試み(DB事業)を進めています。
市民向け・事業者向けの講演会を実施し、有用な情報発信を行っています。
当財団の公益事業活動を不特定多数の国民の皆様にご紹介するため、刊行物等を出版しています。
当財団は、がんの手術を中心とする集学的治療に関する研究を助成援助するとともに、これに関する成果の解析・評価を行い、がんの最適治療法を確立し、もって国民の健康の向上に貢献することを目的とした公益法人であり、また税法上の特定法人の指定を受けております。
確定申告の手続きをすることで寄付金控除などの税制上の優遇措置を受けられます。
一年の終わりに、考えたいのは未来のこと。
もっと楽しい未来。もっと優しい未来。
もっと平和な未来。もっと多様性が認められる未来。
そんな未来を手にするために、あなたの気持ちを寄付にしよう。
寄付は意思、寄付は投資、寄付は応援、寄付は願い。
寄付で未来は変えられるのです。
だから、「Giving December」。
一年の終わりに、未来を考え寄付をする。そんな習慣を、はじめたいと思います。
欲しい未来を叶えてくれるさまざまな取り組みに、あなたの想いを託しましょう。
さあ、年の終わりに、新しい「寄付」がはじまります。
寄付月間とは
寄付月間(Giving December)は、NPO、大学、企業、行政などで寄付に係る主な関係者が幅広く集い、寄付が人々の幸せを生み出す社会をつくるために、12月1日から31日の間、協働で行う全国的なキャンペーンです。