47コロナ基金の東京版は、今後もつづく感染症に備えて、医療の現場、NPOの社会貢献、志ある中小企業活動をサポートする募金サイトです。
2020年3月2日の小中高校の「臨時休校要請」、4月7日の「緊急事態宣言」発令以来、わたしたちは、予定していた計画とは違う未来の在り方を模索しています。ひとりひとりの将来を支える現場の仕事、持続可能な社会をめざした活動、長期的な成果を見すえた事業活動を一緒に応援していきましょう。
受領をした寄付金は、NPOサポートセンターが地域事情を踏まえた支援事業を、基金設置団体である公益財団法人地域創造基金さなぶりと企画し、公益財団法人地域創造基金さなぶりが実施する、支援事業に活用されます。
※寄附金から寄附の募集にかかる事務手数料(決済手数料を含む)20%をひかせていただきます
仕事と家庭の日常が一変したわたしたちの生活を、東京の数百万人の社会を、頑張って支えてくれている人たちがいます。この人たちの生活も一変したにもかかわらず、これまでよりもプレッシャーの大きな仕事、それを乗り越えた迅速な対応で、社会が完全に崩れることはありませんでした。
けれども感染症は今後もつづきます。東京の日常を支えた、医療の現場、NPOの社会貢献、中小企業の事業活動は、ある意味無理をしてこの春を乗り越えたのではないでしょか。次の危機も同じやり方を繰り返すことは避けたいというのが、現場の本音だと思います。
医療の現場、高齢者や障がい者の福祉施設、自治体の窓口、対面支援のNPOは、集団感染におびえながら、人と接触せざるを得ません。24時間体制に急遽切り替えた現場もあります。見えないリスクを抱えたまま、事業をオンライン化した中小企業の挑戦もつづいています。
わたしたちの社会を支える現場が崩れないためには、活動空間の変革、意識・行動の変革、事業構造の変革が必要だと思い、47コロナ基金 東京版を立ち上げました。新型コロナウイルス感染症の拡大に際し、医療機関等への支援、並びに拡大の影響を受けて困難を抱える市民、組織等を対象に、次の3つのテーマで助成をおこないます。
(1)医療法人、医療機関、新型コロナウイルス感染症の対応をおこなっている機関への支援。
(2)NPO法人、任意団体等、法人格を問わず、コロナウイルス感染症で生じる問題への対応を図る非営利組織の事業への支援。
(3) 東京の地域コミュニティの不安を引き受け、持続可能性と長期的な成果にむけ、新型コロナウイルスの影響を強くうけた中小企業の雇用確保や事業転換等を図ろうとする事業への支援。
医療の現場はもちろん、NPOの社会貢献、中小企業のソーシャルビジネスにおいて、社会の変化に応えるプロジェクトが生まれています。
学習支援、学童保育、産後ケアの教室、自殺予防相談や精神ケア、依存症の相互扶助グループなどがオンライン対応を開始し、IoT化やDX推進に注目しています。けれどもオンライン支援に切り替えるリスクや、利用者のネット環境の不足などの問題が山積みです。事業モデルを変えたい現場を支えましょう。
高齢者、障がい者支援の施設運営、低所得者向けのシェルター運営の現場は、感染予防対策、スタッフの離職と採用など、猛スピードで日々まわりつづけています。献身的な人たちが疲弊しない、ハード面とソフト面の環境づくりで支えましょう。
新しい感染症はこれからも発生します。支援現場の維持と発展、社会貢献のモデルチェンジ、事業活動のアップデートへの挑戦が必要不可欠です。みなさまのご支援をよろしくお願いいたします。
一年の終わりに、考えたいのは未来のこと。
もっと楽しい未来。もっと優しい未来。
もっと平和な未来。もっと多様性が認められる未来。
そんな未来を手にするために、あなたの気持ちを寄付にしよう。
寄付は意思、寄付は投資、寄付は応援、寄付は願い。
寄付で未来は変えられるのです。
だから、「Giving December」。
一年の終わりに、未来を考え寄付をする。そんな習慣を、はじめたいと思います。
欲しい未来を叶えてくれるさまざまな取り組みに、あなたの想いを託しましょう。
さあ、年の終わりに、新しい「寄付」がはじまります。
寄付月間とは
寄付月間(Giving December)は、NPO、大学、企業、行政などで寄付に係る主な関係者が幅広く集い、寄付が人々の幸せを生み出す社会をつくるために、12月1日から31日の間、協働で行う全国的なキャンペーンです。