私たちは、守りたいコミュニティ、守りたい未来のために、変わり続ける組織を応援します。
北海道には、NPOや市民活動による多様な支援によって生活を支えられている方、多様な活動によって文化やコミュニティが豊かになっている街、守られている自然や伝統があります。
新型コロナウイルスの影響を受けている北海道のコミュニティの担い手に寄り添い、難局を乗り越えるための組織基盤づくりに取り組みます。
受領をした寄付金は、基金設置団体である公益財団法人地域創造基金さなぶりが、認定NPO法人北海道NPOファンドに助成を行い、認定NPO法人北海道NPOファンドが実施する、支援事業(事業名/北海道における北海道における伴走型・市民活動持続化支援枠助成事業)に活用されます。
※寄附金から寄附の募集にかかる事務手数料(決済手数料を含む)20%をひかせていただきます
2月下旬、累計の感染者数が全国最多となった北海道では、独自の「緊急事態宣言」を出しました。そして、人々の生活が徐々に日常へと戻りつつあった4月半ばから感染拡大の「第2波」に見舞われ、待ち望んだ雪解けや春の訪れを喜ぶことも、外に出ることもままならない状態で、今もなお『緊急事態』の最中にあります。
いま、長く続く自粛期間と未知の病への不安や恐怖により、地域コミュニティを支えてきた担い手たちが、存続の危機にさらされています。地域の一角に集まり、雑談をしながら街の未来や身近な活動を語り合うような光景が見られなくなりました。「集まること」への心理的なためらいや不安は、関わる『人』そのものを原動力とする多くの市民活動の衰退につながります。今後、社会生活や経済が復旧した時に、多種多様な市民活動により築かれてきた社会的なつながりが失われ、周縁部に置かれた人々が孤立を深めることが懸念されます。
一方で、当然のこととはいえ、行政の支援施策や民間資金支援の対象は、緊急的な対策や、感染拡大を起因とする損害の回復を主たる目的とし、NPO・市民活動・地域活動の従来の活動への支援は多くはありません。
しかしながら、活動や組織運営への影響は、コミュニティを支える多くの団体に対しても、経営面においても、活動の維持継続といった側面においても、ネガティブな影響を与えています。活動の停止や、利用者・参加者の減少、収入減により、組織やスタッフの維持が困難となれば、その多様な活動の影響を受けている人たちも支えを失ってしまいます。
地震や気象災害等の災害の頻発に加え、今回のような世界的な規模での社会的機能の停止といった環境の激変が続く時代にあって、どのように地域に、コミュニティに、この北海道において、継続的に貢献し続けられるのか。これは今後のNPOにとっての大きな課題です。
北海道には、コロナウイルス感染症拡大以前から、NPOや市民活動による多様な支援によって生活を支えられている方、多様な活動によって文化やコミュニティが豊かになっている街、守られている自然や伝統があります。地域コミュニティにおいて、必要とされている活動を維持・継続するために、変化に対応できる、渦中にあっても自ら変化しながら活動できるような組織が求められます。
この事業では、会費や寄付・助成金などの支援性収入の割合が比較的高い団体を対象として、資金的な支援とあわせて、助成団体が必要とする組織運営力を高めるための伴走支援者を配置し、一定期間、助成団体とともに考え、さまざまな環境の変化をくぐりぬけて、地域に貢献できる組織体制の構築を目指します。
私たちは、守りたいコミュニティ、守りたい未来のために、変わり続ける組織を応援します。
一年の終わりに、考えたいのは未来のこと。
もっと楽しい未来。もっと優しい未来。
もっと平和な未来。もっと多様性が認められる未来。
そんな未来を手にするために、あなたの気持ちを寄付にしよう。
寄付は意思、寄付は投資、寄付は応援、寄付は願い。
寄付で未来は変えられるのです。
だから、「Giving December」。
一年の終わりに、未来を考え寄付をする。そんな習慣を、はじめたいと思います。
欲しい未来を叶えてくれるさまざまな取り組みに、あなたの想いを託しましょう。
さあ、年の終わりに、新しい「寄付」がはじまります。
寄付月間とは
寄付月間(Giving December)は、NPO、大学、企業、行政などで寄付に係る主な関係者が幅広く集い、寄付が人々の幸せを生み出す社会をつくるために、12月1日から31日の間、協働で行う全国的なキャンペーンです。