新型コロナウイルス感染拡大に伴う休校措置や外出自粛、経済活動の停滞等の影響を受け、社会的孤立が懸念される子ども、若者やその保護者への居場所づくりや学習支援、心のケアなど、緊急支援活動を実施する団体を支援するプロジェクトです。
皆様からの寄付を原資に、困難を抱える子ども、若者やその保護者への支援活動を行う団体に助成することでその活動を支えていきます。どうぞご支援のほど、よろしくお願いいたします。
受領をした寄付金は、基金設置団体である公益財団法人地域創造基金さなぶりが、「公益財団法人ちばのWA地域づくり基金」に助成を行い、「公益財団法人ちばのWA地域づくり基金」が実施する支援事業(助成金事業)に活用されます。
※寄附金から寄附の募集・助成事業の実施にかかる事務手数料(決済手数料を含む)20%をひかせていただきます。
休校措置や外出自粛により、子どもたちの運動不足、コミュニケーション不足、学習機会の不足等による健康面での不安やストレス、教育や機会の格差拡大、学生や留学生、外国人家庭における孤立、また家庭内のストレスによる虐待の増加などが危惧されています。
千葉県内で活動する支援団体への聞き取り調査によると、弱い立場に置かれた方々の社会的孤立が一層深刻化してきている、外部と接する機会が減ったことでSOSを出せないのではないか、3月から子どもや親からのSNSを使った悩み相談が急増している等、支援ニーズは増加しています。
地域には小規模ながらも専門性や独自性を活かしながら、子ども、若者や保護者に寄り添った支援活動をする団体があり、感染防止に努めながら緊急支援に取り組んでいます。長期化も懸念されることから、当財団は緊急支援活動をする団体に志金を届けることで支え、この難局を乗り越えていきたいと考えます。
助成実施計画は以下の通りです。
公募開始時期:6月中旬頃から数回にわたり実施予定
申請から助成金振込みまでスピード感を持って実行、支援活動をサポートします。
助成対象:千葉県内に拠点を置く非営利で公募要件を満たす団体
<想定する活動例>
・安心安全な居場所づくり
・配食や食材・物資提供を兼ねた見守り活動、アウトリーチ
・オンラインによる学習環境整備と学習支援
・相談対応・情報提供・専門機関との連携による心のケア
・DV被害者等のシェルターの拡充
助成先については当財団の助成等選考委員会での選考を行い、随時ウェブサイトでご報告します。
これらを通じ困難を抱える子ども・若者やその保護者を支える活動を支え、当事者への十分なサービス提供が可能となる環境を整え、新型コロナウイルス感染拡大の影響による子ども、若者や保護者の孤立、ストレスなど心身への影響や教育格差、また家庭内ストレスによる虐待等の軽減と予防を図っていきます。
私たちは、あらゆる人たちが主体的に地域の未来を担い合うために必要な資源を循環させる仕組みをつくり、持続可能な地域社会の実現に寄与することを目的とした市民コミュニティ財団です。
多様な形で寄付を呼びかけることで、多くの人々が地域づくりの取り組みに参加が可能となる環境をつくり出すことを目指し助成を行なっています。
これまで「子どもの今と未来を支える基金」では、生活困窮家庭の子どもの学習支援やフリースクールの新規プログラム立ち上げ支援、アウトリーチ型子育て支援など9団体に助成を実施しました。
また松戸市において、多様な機関と連携し「子育て・子どもの孤立をオール松戸で予防するプロジェクト」を立ち上げた実績もあります。
今回はそれらのネットワークやノウハウを活かし、社会的孤立が懸念される千葉の子どもや保護者への支援活動が継続できるよう、皆様からのご寄付と温かい応援の気持ちを届けます。
一年の終わりに、考えたいのは未来のこと。
もっと楽しい未来。もっと優しい未来。
もっと平和な未来。もっと多様性が認められる未来。
そんな未来を手にするために、あなたの気持ちを寄付にしよう。
寄付は意思、寄付は投資、寄付は応援、寄付は願い。
寄付で未来は変えられるのです。
だから、「Giving December」。
一年の終わりに、未来を考え寄付をする。そんな習慣を、はじめたいと思います。
欲しい未来を叶えてくれるさまざまな取り組みに、あなたの想いを託しましょう。
さあ、年の終わりに、新しい「寄付」がはじまります。
寄付月間とは
寄付月間(Giving December)は、NPO、大学、企業、行政などで寄付に係る主な関係者が幅広く集い、寄付が人々の幸せを生み出す社会をつくるために、12月1日から31日の間、協働で行う全国的なキャンペーンです。